無関心だったら言わない

このところ、夫が私にきついことばかり言うのです。言葉の強弱は感じるけれど、それが「悲しい」「つらい」はありません。

久しぶりに、朝、子ども達が出かける時に、彼が言った言葉が嫌で、怒りました。正しいことを自信たっぷりに言う言い方です。

怒りを通り越すと、どうでもよくなってしまうので、この日はわざわざ、言いに行きました。自分で決めた「自分の気持ちを話に行く」ことです。

そこで、彼の話を聴きました。

私が大事にしている「整体に通うこと」「体操教室に通うこと」「リコーダーアンサンブル」を否定してきたのです。

「どうしてもやらなきゃいけない?もうやめてもいいんじゃない?」

え?なんで?それは私が一番大切に思っていることなのに…と驚きました。

でも彼がそう言うのは、私のやるべき「子どもの生活習慣や勉強の世話が十分でない」と思っているからでした。

十分でないのに、子どもを放っておいて自分(私)のことを優先するのは、彼の価値観にそぐわないとわかりました。

彼にとって、私が「自分のことをする」=「勝手」という図式なのです。

彼は私に普段から自分の気持ちを言っていません。私の言葉を聞くにつれ、違和感をもったまま、自分の気持ちを言わないことの蓄積が、私にたいする「嫌味」や「正しいことを言う」になっていたのでした。

その理由が「子どもの生活を第一に考えるべき」という彼の価値観からなのです。

私は私なりにがんばって、子ども達に関わるようになってきているのですが、そこに彼は無評価です。なぜなら彼にとって子どもたちに関わることは当たり前のことなので、いちいち評価する分野ではないのです。

そして私も彼と同じように、自分が大切にしているという気持ちを普段から彼に話していないのですよね。だから伝わっていないのは当たり前です。

そして、もうひとつ、気づいたことがあります。

彼は私に文句を言っているようで、実は、それも彼のコミュニケーションなのだということです。

どんな風でも真っ向から関わっていく。

このところの私の夫への観察で日々理解したことですが、彼は、人間関係において、関わることでしかコミュニケーションを取りません。人を無視することができません。

子ども達には肯定的に関わっています。でも、否定的な時にも、関わる選択肢しかないのではないかと・・・。それが「正しさ」で、まっとうなことを言って関わるやり方です。人を怒らせても、自分が不快になっても、関わることを選びます。

嫌だったら無視すればいいと思うんですが・・・それができない。

無意識で、人を挑発し、自分のコミュニケーションに関わるように仕向けているのです。

それに私はまんまと乗ってしまいました(笑)

彼の「人への関わり」は、彼の価値観であり、信念ですが、同時に私の行動(軽率な行動とか考え無しという部分)への修正点であることに気づきました。

わざわざ私に、私の欠点を言いに来てくれているのです。それは良くないことだから直した方がいい。と。(子どもへの影響を考えていることでしょうか。)

リフレーム。(出来事の枠組みを変えること)

これで私がいちいち怒る事はなくなりました。

なぜなら、彼は、私を否定しているわけではないのです。彼の価値観から受け入れられないと言っているだけです。ここは、すごく大事ですよ…。

そしてもうひとつのリフレーム。

彼は、私に関心があるから、わざわざを言ってくる。

自分の見方(思い込み)をやめたことで、彼の視点で物事が見られる。

2年前の私なら、とても落ち込んでいたと思います。

でも、今の私なら、彼の価値観を変えずに、私が大切にしているものを、なぜ大切にしているのかを話していくことができる。私のすべき努力は、自分の気持ちを話し、知ってもらう努力をすること。

彼は、聞く耳を持つ人です。


私を傷つける人は誰もいない。

みんな、わざわざ、言いに来てくれる。

ありがとう。

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