相手の心に橋をかける聴き方

ラポールは、相手が心を開いてくれるフィールドをつくります。

ラポールがあれば、説得する必要がなくなります。

ラポールがあれば、伝えようか伝えまいか悩む必要がなくなります。

私はつい先日、モニターコーチングで、なかなか答えにたどりつかないのでおかしいな、と思いました。終わってからもまったくスッキリしない。私に何かブロックがあるような気もしないし、どうしたものか、と思っていました。

昼間一人でいたので「そうだ、ビデオを見て気分転換しよう」と思いました。ではこれから・・・という時、NLPトレーナーの堀井恵先生のDVDを見てみようかな、と思ったのです。

そしてDVDを見始めてると…あれ?と思いました。

私のコーチングは、私がああだこうだと考えているのに対し、恵先生のコーチングは、クライアントに体を向け、ラポールをとりながら、受けた言葉をそのままフィードバックして返しているだけでした。そしてすんなりクライアントからの答えが出て、それはほんの10分でした。

「えっ?これが答え????」

私のコーチングは、自分の書いたメモを読んで、クライアントに質問しているだけなのに気が付きました。

私はラポールをとっていなかった。

後日、私の友達がSNSで落ち込んだ発信をしてきました。私は思わず、「大丈夫?話し聴くよ…」とメッセージしました。

うまくいかない原因がラポールかどうか、今日わかる。友達だから信頼関係の度合いはクライアントとは違うけれど、今日は思いっきりラポールをしてみよう、と決めました。

私は友達と話す時、いつもよりずっと友達にラポールし続け、時には私がリードし、コーチングをしました。友達の価値観を知ることができ、それが阻害されている悩みの原因をつきとめることができました。そして私は、その友達の価値観にふれ、世界観にふれ、とても興味深かったし、友達が考えれば私も一緒に考え、友達が笑えば私も笑えたのです。友達と同じ絵を見ることができたのです。

私はクライアントとのコーチングで、クライアントの問題だけを見つけ出したいと焦っていたようです。それまでまったく面識もない人なのに、私はラポールもとらないで、言葉だけで解決しようとしていたのです。

私はクライアントと話す時に、クライアントをジャッジしながら聴いていました。おそらく、クライアントも私のことを同じように見ていたと思います。

私の非言語は思いのほか伝わっていました。

ラポールは、無心になって相手を承認する聴き方です。

目から耳から体から「あなたに興味をもっていますよ、あなたの話を聴きたいです」というサインです。
ラポールで聴いていけば、相手が決定を下すものさしである価値観の背後に生じる感情や気持ちのプロセスに気づけるようになっていきます。

ラポールは、相手を見て、言葉を聞いて、声のトーンやスピードを合わせる。言葉のキーワードを返す、まとめて返す、相手の身振り手振りや姿勢を合わせて動かしていくのです。 相手に合わせていく。つまり、ラポールはジャッジする非言語を持ちません。承認する非言語だけを扱っているのです。相手を承認すれば自分自身も承認されていきます。

承認は、相手をまるごと受け入れることではありません。あなたはそういう考えをもっているのですね。自分とは別の考えを(相手の世界を)尊重することができるのです。

価値観が同じではないことに悩んでいませんか?
価値観は違うからこそ、世界は広がります。ラポールをしていけば、わかります。

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